「忙しい」というのを止める

「忙しい」というのを止める

「忙しい」とばかり言っている人がいます。

他人の忙しさも相当であるはずですが、その人にはどうやら自分の急がしさ
しか見えていないようです。

次から次にやってくる見積依頼と交渉、そして会議の山。こういうものはや
っと終ったと思ったら次がやってきます。毎日毎日、遅くまで働く。

だからつい「忙しい」と他社に叫んでしまうのです。しかし、それにしても
あの「忙しい」と言ったときの自慢に満ちた誇らしげな口調は一体何なのでし
ょうか?

断言しますが、これからは「時間を売る労働形態」から「価値を売る労働形
態」にシフトしていきます。単なる長時間労働は全く意味を持たない時代がす
ぐそこまでやってきています。

1000時間働いた対価と、
1時間働いた対価が変わらなくなるような時代がく
るということです。中国では汗水たらして働いても
1時間100円以下のところが、アメリカのウォール街で働けば
1時間100万円という世界がもっともっと
広がっていくということです。

ということは、バイヤーもこれからは働いた時間の長さではなくて、会社に
提供した価値を重視すべきなわけです。

「会議の半分は余計だ」と言う人がいますが、半分有益であればものすごい
生産性です。たいていは、
9割以上は無駄な会議です。あるいは、
1時間で終るところを
4時間くらい会議してしまっています。

おそらく今バイヤーが提言すべきは「会議を週に
2回以内にする」とか「会議は1時間に限定する」などといった
具体的なものであるべきですが、どうしても「最適購買」などという抽象的なものに
流れてしまいがちです。そんなの労働時間が短くなり生産性が上がれば勝手に達成するものです。
劇的な購買になるために

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