グーグルを使って金棒を持った調達マンになる方法

グーグルを使って金棒を持った調達マンになる方法

調達・購買業務は情報収集を進めるべきだと言われています。これからは情
報こそがカネになる時代ですし、世界の流れに敏感にならねばなりません。
しかし、その情報というのは、特別な場所に転がっているわけではありませ
ん。たとえば、話が飛ぶようですけれども、各国に潜伏しているスパイ。彼
らは、各国情報を秘密裏に盗んでいるようなイメージがあります。でも、そ
のほとんどは、各国の新聞を読んでいるだけだといわれます。つまり、公開
情報を丁寧に拾うだけで、立派な情報源になるというわけですね。

私がやっているようなセミナーも同じです。世の中の流れを解説するときに、
秘密情報をもとに説明しません。誰もがアクセスできる情報をまとめ整理し、
あらたな解釈を加えるだけでも、じゅうぶんな価値があります。新聞で語ら
れるのは「点」です。それを「線」として再構成するのに価値があります。

ところで、最近、私が注目しているのはグーグルのサービスです。日本では
ほとんど知られていませんけれど、「グーグルパブリックデータ」
http://goo.gl/tT9sux )があります。これが異常なほど便利なのですよ。
これまで各国の統計データは、各国の公的サイトに行くしかありませんでし
た。しかし、これならグーグルがまとめてくれています。

日本語訳が進んでいるのはほとんどありません。ここでは、我慢いただき、
英語を選択してください。そうすると、たとえば「wages(賃金)」などで
検索いただければ、多くの情報源にアクセスできます。海外調達を考えるに
も、各国の賃金レベルやあるいは賃金上昇率は気になりますよね。

これまでJETROくらいしか情報源がなかったところ、グーグルパブリッ
クデータを使えば一発です。その他、いくらでも公的データが出てきます。
おそらく、やる気のあるひとがいれば、海外調達便利サイト一覧を作って役
立てるでしょう。それだけ、無料情報源といえども、情報の取り方しだいで
有益な情報がいくらでも集まっていきます。

それと、これまた多くのひとが知らないものの、グーグルには「Cultural
Institute」というサイトもあります。これは、美術コレクションを集めたも
ので、暇つぶしに加えて、勉強にもなります( http://goo.gl/oZfgfa )。
よくデフレだとか叫びますが、これだけのものが無料で楽しめる時代は、素
直に歓迎したいと私は思います。

私はいつか公的データのみを使って、時代を読む方法を講義したいと思いま
す。もちろん、需要があれば、ですが。たとえば日経新聞の月曜日版の読み
方を知るだけでも、一流購買マンに近づくでしょう。このへんの話は、おっ
て述べます。まずは、その一部をセミナー( http://goo.gl/ekKnL3 )やマ
ガジン( http://goo.gl/bC682 )でも言及していきますので、よろしくお
願いします。

情報こそが武器だとしたら、これからの調達の金棒は、そういった公的デー
タにあるでしょう。

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