一足先に仕事始め!なバイヤー

一足先に仕事始め!なバイヤー

今年は曜日のめぐりが悪い……なんてのは、自分の会社だけなのか。今日は年末よりもさらに道路はガラガラで、あっという間に会社へ到着。そして新しい一年が始まった。

部門長から年頭の挨拶。2010年は2000年問題で騒いでからちょうど10年、時の経つのは早いなぁ~ってことを年を追うごとに感じる機会が増える。これじゃ、もったいないな。覚えきれないくらい盛りだくさんな日々を送って、今年もいろいろあったなぁ~って一年にしないと。

今年は元旦から実家近くのショッピングモールに繰り出す。小さな頃は、さすがに元旦はどこもお休みで、二日とか三日の近くのお店が開くのを心待ちにしたものだが、今は一日でもかなり盛り上がっている。福袋の販売に一生懸命な店員さんと、お年玉を握り締めた子供たちで、おもちゃ屋がごった返している。販売機会を逃さないために元旦から営業しているんだろうけど、三が日に働いている人のお陰で、私みたいなフツーのサラリーマンが休日を楽しめるのだって、この正月ほどに感じたことはなかった。フツーのサラリーマンが仕事に復帰した後、ちょっと遅いけど、正月気分を満喫して欲しい。

毎年恒例の、紅白を見ながらその年を振り返るってことをやりつつ、翌年どうしようかと考えていた。元旦には、新聞を全て買い込んで読み比べ。私は気持ちだけは明るくいるのが自分の信条だと思っているけど、2010年は甘くないと思う。きっと景気の二番底と呼ばれる更なる波が押し寄せる。この波は大きくない。小さく一企業や個人を襲う、そんな波だ。そんな各企業、個人別のオーダーメイド的な波を意識する最初の年になる、そんな気がしてならない。昨日のニュースで、春闘の話題があった。定期昇給を確保したい労働側と、企業ごとの状況を見て一律では判断できないとする経営者側。そう、もうみんな一緒ではない。一人ひとりで考えて、攻める姿勢を持たないと、現状維持すら難しい。攻める……待たないって意味だ。一国の宰相に今の窮状を訴えても何も変わらない。その場では神妙な表情を浮かべるけどね。

年末に読んだ小説。これ、なかなか面白い。まだ途中だけど、今の世相を映し出している。

 

無理 [単行本]奥田 英朗 (著)

 

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