優秀な営業パーソンが採る調達購買部門への対応方法

優秀な営業パーソンが採る調達購買部門への対応方法

優秀な営業パーソンが、調達購買部門に対して上手に行なっている対処方法。それは、調達購買部門から怒りを買わない程度の「無視」です。

私は法人向けの営業の経験もあります。その頃の調達購買部門へのイメージは最悪(笑)でした。商談の経緯にはまったく関知せず、最後の最後に登場して根拠なく値引きを要求するそんな感じでした。最後の最後でなくとも、偉そうにクビを突っ込んできて、難癖をつけ少しでも発注金額を下げるのが役割と考えていました。

あるときなど、余りにも理不尽な調達購買部門の要求に閉口し、お客様の要求部門の担当者が困り果てるような場面もありました。私が調達購買部門で仕事をする中で、同僚が進めてきた仕事を止めないことを重要視しているのも、憔悴したあるお客様の担当者の様子が忘れられないためです。

冒頭の「無視」も、サプライヤーから体よくされる分には、100歩譲ってまだ良しとしましょう。しかし、社内の関連部門からも同じように無視されるのはどうでしょう。体よく「無視」することは、サプライヤーの営業パーソンにとって好都合です。ということは、タイミングを計って調達購買部門に入ってもらうことは、購入企業側にとってメリット=サプライヤーのデメリットになることがあるわけです。

無視してくる相手をこちらへ向かせるのは大変です。しかし、サプライヤーの術中にはまり続けるのは存在意義を否定された状態です。一度しかない人生をそんな風に過ごすのは、私はできません。そんな思いが募ってこんなことを始めています。

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