受け答えの技術がビジネスパーソンを救う

受け答えの技術がビジネスパーソンを救う

このところ、隔週の木曜日に日本テレビ系「スッキリ!」に出演しています。
といっても4月からです。あえていうことでもありませんから、メールマガ
ジンでは報告しませんでした。友人のいるFaceBookでのみのご報告
でした。さて、一回はたいしたことがなくても、さすがにこれだけテレビに
出ていると学ぶことがあります。エンタメ業界ですから、そのなかにいると、
気付きも多いものです。

私に「台本通りなんでしょう」とおっしゃるひともいますが、台本通りにビ
シっと進める余裕はテレビ局にありません。だから、曖昧な筋書きを作って、
曖昧のまま出演者に配布するのです。となると、トラブルもおきますし、放
送事故も起きます。テレビで5秒以上の沈黙は、「事故」として扱います。
1秒あたり何十万円ものお金が動くわけですから、5秒も静かにしていられ
ません。

そこで、重要となってくるのが、テレビで発言の瞬間にどうするかです。台
本通りにはいかない、でも沈黙の時間もない、しかも、それなりに面白いこ
とをいわねばならない。どうすれば良いのでしょうか……。

前提として、司会者からふられて答えるまでに許される時間は3秒です。考
えて、話すまでに3秒です。ということは、即答で「はい、それについては
……」というあいだに過ぎてしまいます。このような緊張感のなかでやって
います。この3秒で何かを思いつけば良いのですが、それでも思いつかない
場合はどうするか。もう一度、VTRの内容を繰り返すのです。「突然、背
後から刺されてしまった、ということで……」このあいだに自分オリジナル
な意見を考えます。

それでも思いつかなかったらどうするか。そのときは、「似たような事件が
ありまして」と、話題を広げるのです。これは「タテヨコ法」というもので、
なんにも思いつかなかったら、タテ=歴史を振り返って類似事象を探す、あ
るいはヨコ=世界の他国の状況を説明する、というもの。この「タテヨコ法」
を使えば、まあ、ほとんどのケースで受け答えできるようになります。

えっ? そこまでやっているあいだにも、自分の意見を思いつかなかったら
どうするかって? うーん、それでは、特別にお教えします。それは、仮説
でもいいので、デタラメでもいいので、学術的な説明を開始してしまってく
ださい。「心理学的にはどうだ」とか「経済効果的にはどうだ」とかね。そ
れで、最後に、「まあ、といった『説』があります」といえばいいのです。
説なら、いくらでも説はありますし、その時点で作った説も、そりゃ説です
からね。

もちろん、最後は半ばジョークで書きました。が、それくらい苦しみながら
一つのコメントを紡いでいるとご理解いただければ幸いです。

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