納期調整をしなくてもよくなったバイヤー

納期調整をしなくてもよくなったバイヤー

最近納期調整なんて仕事がめっきり減った。喜ばしいことなのだが、実際はちょっと複雑だ。

理由は、自社を含め需要が落ちているためだからだ。まして、材料市況の下落により、コストダウンの圧力は、社内外からこれまでに無く強くなっている。納期調整に時間を使わない分、価格の中身に踏み込んでいく、バイヤーにとっては大きなチャンスといえるだろう。問題は、世の中のバイヤーが今の状況をどの程度「チャンス」と捉えているか?だ。

たまたまこの12月という時期なので、なんとなく忙しさは変わらずに過ごしているバイヤーも多いのかな?でも、年が明けて少し落ち着けば、景気後退の影響を実感するんだろう。テレビに目を向ければ、非正規雇用者の仕事がなくなっている現実が連日報道されている。私も幸いなことに「ふ~ん」なんてのん気にテレビを見ているけれども、いつ何時「きみ、もう明日から来なくっていいから」と言われるかもしれない。納期調整が少なくなって、逆に言い知れぬ不安が頭をもたげなくも無い。

でも、何度も繰り返して言うが、バイヤーには千載一遇のチャンスといって良い時期だ。この期を逃さないように実際何をするか?が、この不況を乗り切って、更なる飛躍を遂げるためにも非常に重要となる。売れないから、どうやって売るか?を一生懸命に考えると同時に、どうやって無駄に、余計に支払いを行わないか?との視点を持つか持たないか?で、この不況の感じ方が違うように思っている。今は売りを伸ばすなんてとんでもない、キープも難しい。がんばってキープも難しければ、アグレッシブにどうやって支払いを少なくするか?に賭けるべきだと、私はバイヤーとして心から思っている。

無料で最強の調達・購買教材を提供していますのでご覧ください

mautic is open source marketing automation