購買部長の悩みをスッキリ解消する方法

購買部長の悩みをスッキリ解消する方法

某月某日、同業者(バイヤー)の会合に出席。これはネットワーク会とはちょっと違う会合であった。
まず、平均年齢がおそらく十歳ほど高い。そして出席者の職位が異様に高い。名刺交換をした人の肩書きは全員マネージャー以上で、1/3は部長であった。職位に圧倒される継之助ではないが、それにしても場違いな印象は否めない。
そして、いろいろ課題や悩みなどを話すのであるが、「組織」としての悩みの話になる。まあ、これはそういう会だから仕方ないのであるが。一つだけ苦言を呈すると、話が長い人が多い。これも仕方ないか。
悩みをまとめるとおおよそこんなところか?
1)素材価格の高騰が激しく、売価に転嫁できない。
2)開発購買がうまくゆかない。
3)人材育成をどうしたらいいのか。
4)CSR対応はどうしたらいいのか。
まあ、非常によくわかる話である。先進企業と思われるところから出席されている方は、若干悩みのレベルが違うというのもわかったが、皆ほぼ同じ課題に悩んでいる。
1)の話題では、予想通り素材メーカーに勤務する継之助は袋だたきにあった。最近ではバイヤーの会合で、こういう話が出ることはお約束なので、対処の準備はしてあった。が、ある方からは、「継之助さんは今日、この話題のために呼ばれたのでしょう?」と言われる始末である。「素材というより、資源確保は国家レベルの問題であり、日本はこの問題に対する対処を誤っている。どうしても資源高騰をヘッジしたいなら、鉱山会社に投資しろ。」というようなことを発言させてもらった。
問題は3)の話題である。ちょっと意外だったのだが、殆どの企業で、これは大問題になっているらしい。せっかく教育体系を整え、教材を作って集合教育を行っても、参加者はその時だけ勉強し、終わると「ああ、厄介なことが済んだ」とばかり忘れてしまう。まったく実務に生かされていないなんて例が結構あるらしい。
継之助も資格制度と、現場での実務とのギャップをどうすべきか悩んでいる。いや、正確にはどうすべきかはわかっている。おそらくは手作りでギャップを埋めなくてはならないのだ。ただ、教育を受ける側のモチベーションに配慮しないと、皆が悩んでいるように、形骸化してしまう恐れがある。働く動機は人によって違うから難しい。
さて悩みをスッキリ解消する方法だが、その悩みに真正面から取り組むのが、唯一の方法である。ただ、皆が悩んでいるということがわかれば安心するのが、日本人の良いところ。スッキリ解消しないまでも、「みんな悩んでいるんだから、仕方ないか」と心の重荷を取り除くためには、こういう会合も効果的かもしれない。

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