「女性セブン」に載って、バカにされました

「女性セブン」に載って、バカにされました

いま発売の「女性セブン」に私が載っています。地方によっては、も
う販売していないかもしれません。このメールマガジンでは語る機会
がないものの、現在、私は日本テレビでコメンテーターをしています。
それで男性コメンテーター特集のなかで、写真が載ったんですね。た
った数人しか取り上げられていません。「私服を撮影させてください」
とのことだったんで、バンドTシャツで臨みました。

すると驚いたことに、他のコメンテーターは、私服といいながらも、
ちゃんとした服装なさっているんですよ。私だけ、なんだか苦学生み
たいな格好で、なんだかなあと思いました。発売と同時に知り合いの
記者から連絡があって、「コンサルタントなのに、さすがにロックバ
ンドのTシャツはイメージダウンでしょう」といわれました。ううむ、
そうなのか。他の方からのメールでは、「せっかくなんだからブラン
ド系のシャツくらい着ないといけないでしょう」とのこと。私は調達
コンサルタントだから、ブランド物なんて逆効果だと思いますけれど
ねえ。

と、もろもろバカにされた数日間でした。それにしても、女性誌に何
度も登場したことがあるのに、はじめての反応でした。

このような仕事をして、一番のトクは、いろいろなひとに会えること
に尽きます。なんというか「いろいろな人生があるのだな」とわかり
ます。いまビジネスパーソンにとって重要なのは、「グーグル検索で
出てこない情報をいかに集めるか」だと私は思います。ひじょうに逆
説的ですが、そういった情報は、動いて、人に会わなければ得ること
ができません。その意味で、私と会いたいという人が多くなったり、
あるいは、メディアの中で特殊な人たちに会えたりするのは、貴重で
す。

情報は検索エンジンを通じて誰でもアクセスできるのに、「特別」な
情報は、自分の個性的な情報の対価として物々交換で手に入れるしか
ないのです。いま「動く」をテーマに書籍が売れています。情報がス
マホから手に入る時代になぜ? いや、それは時代の必然なのです。

もちろんこれは単に「動き回る」の意味ではありません。異なる者か
ら情報を摂取し、変容を厭わないことです。そして、予言的に申し上
げれば、企業内でもっとも「動ける」部門は調達部門だろうと私は思
います。このあたり、もっと理論化して、レポートをみなさまに提示
する予定です。

だからバカにされながらも、もうちょっと頑張ろうかな、とも思いま
したよ。

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