7-(5) 改善活動を応援する<基礎知識>

7-(5) 改善活動を応援する<基礎知識>

バイヤーは、サプライヤーを選定するだけではなく、育成も行います。サプライヤーの育成とはすなわち、QCDDの体質を向上させることです。もちろん、QCDDを向上させる主体はサプライヤーですが、高い品質の製品を作りこむためにバイヤー企業自らがサプライヤーの現場にまで入って改善活動を行うことが日本製造業の強さの一因でした。

戦略的に協同で体質の強化を目論むサプライヤーを選定し、毎期改善の進捗を確認してゆきます。これらは多くの場合、サプライヤーから対価を受け取り行う活動ではなく、無償で自主的に行われています。短期的な金銭的メリットを享受するのではなく、QCDD体質の高いサプライヤーを育てれば長期的には必ずトータルコストが低減されるという信念に基づいているからです。

まずは、実態(毎期のQCDD実績)の調査を行い、課題と問題の共有、アドバイスを経て改善結果の確認を行います。

これらはいわばPDCAサイクルの中でQCDD向上を図ろうというものです。最後には両社が得点を付け合い、両社の認識にギャップがないかを確認し、次期以降の展開につなげてゆきます。

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