バイヤーが表舞台に立つ時代 ~ 私たちの明日に向けて(1)

バイヤーが表舞台に立つ時代 ~ 私たちの明日に向けて(1)

「村田製作所の女の子たちと飲みに行こう」

いつもそんなことばかり周りに言っては、合コンを繰り返しているバイヤーがいた。

今日はどこどこの女の子たちと、そして来週はどこどこの女の子とたちと。

金曜日はさっさと帰ってしまい、夜の街に消えていく。そんなバイヤーがいた。

・・・・
村田製作所とは、日経新聞の優良企業ランキングにも常に顔を出す、電子部品のメーカーだ。チップコンデンサーのメーカーで当時の私の会社とかなり取引があった。

別に村田製作所の女性にフォーカスして話したいわけではない。

上記のバイヤーは非常に相手の会社の女性と仲良くなることに長けていた。

「女性にモテる」ということが「仕事ができること」の十分条件かどうかは知らない。

ただ、このバイヤーは異常に仕事ができた。
誰をも説得し、誰をも動かしていた。
そしてコストを低減することは誰にも負けなかった。

遊びながら、仕事をしていた。仕事を遊んでいた。

違う課に所属していたこともあり、彼の話はよく聞くものの、実際どのようなノウハウで業務を遂行しているかを知ることができなかった。

無料で最強の調達・購買教材を提供していますのでご覧ください

mautic is open source marketing automation