バイヤー的ハワイ漫遊記

バイヤー的ハワイ漫遊記

この一週間、ハワイに滞在していました。実は初めてのハワイ。「ハワイに行くよっ!」って言ってみると、悪くいう人は居ません。そういえば、私が小さい頃、同級生が初めて行った海外もハワイ。そんな感慨もありつつ、ハワイを歩いていました。

「ショッピングを楽しんで」

「いろんなアトラクションがあるよ」

そんな言葉を贈ってくれる中、せっかくリゾートに来たのだから、何もしないことが一番の贅沢。たまっていた本を10冊ほど持ってきました。そしてやっぱりバイヤーなので、買物をしつつ自分なりに高い安いを考えてみました。

1.ワイキキ至近のWalmartは高い!

「EDLP」を標榜してグローバルに展開する小売店。でも、私が欲しかったKONA種100%のコーヒーは、他に安い店が沢山有りました。で、Walmartも安くない!と言いたいのではなく、アラモアナショッピングセンターという集客力のある土地柄を使って、財布のひもが緩んだ観光客相手に、確実に利益を稼ぐ姿勢を感じます。EDLPといったって、ボランティアではないわけで、商売の現実を見せつけられた気がしています。

2.一物一価は存在しない

ビーチ近くのホテルを拠点としました。ホテル至近は徒歩で、それ以外はレンタカーで動きました。ホテルの周りにも雑貨やお土産を売るお店があります。しかし、これは総じてセオリー通りに「高い」ですね。おなじ物が、量販店とホテル近くの雑貨店で売られています。しかし、価格は大きく違います。顕著な例は、ペットボトルの飲料ですね。日本よりも海外の方が、上手に買う術の活用の路が多い気がします。

3.カモられる日本人

今回同じホテルで一週間を過ごしました。比較的ゆっくりスケジュールです。宿泊先のホテルから、いわゆるリゾート会員権購入の説明会に参加しないかとのお誘いがありました。90分参加してUS$200分のホテル内で使える商品券がもらえるとのこと。まぁそのくらいの時間ならと参加してみると、突っ込みどころ満載の説明会でした。

まず、日本人のみ別会場の説明会。私が最初に足を運んだのは日本人以外向けの説明会会場。日本人担当者が迎えに来てくれましたが、なぜわざわざ日本人とそれ以外の説明会会場を分ける必要があるのでしょう。これは、会員権の提示価格になんらかのカラクリ=日本人価格が存在すると考えるべきかと思いました。

担当してくれた説明員に、理由を聞いてみました。当然、納得いく説明はありません。日本人にはなじみ深いハワイですが、やっぱりカモられているのか、と少し悲しくなりました。それ以外にも、ホテルの宿泊料金等々日本人価格の存在を感じる機会は多く、適正価格での購入はスキルだなと再認識しました。

 

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