採用活動で圧勝する方法

採用活動で圧勝する方法

無意味に忙しい仕事にようやく目処がついた一昨日、出張先で待機時間ができたので、採用活動に使うプレゼン資料を作り始めた。(それにしても出張先でも無駄な時間を過ごさずに済むというのは、ありがたいことである。一部には迷惑がっている人もいるが。)
私の居る会社では、職種別というより部門別採用をしているので、会社説明会などにも現業部隊が駆り出されるし、面接なども基本的には自分たちで行わなくてはならない。
その会社説明会では、どれだけ他部門よりも学生にアピールするかというのが勝負になっているが、ここ数年、我々購買は圧勝している。管理部門(購買を管理部門と位置づけることには私自身は反対だが、)の中では集客力において桁違い!それは、他の部門が口頭での対応に終始する中、こちらはしっかり資料を作り込んで説明をしているからである。こういっちゃなんだが、時間と手間の掛け方が違う。
だが、今年から数年続いたスタイルが変更になり、ブースでの部門別説明の前に、各部門が一同に会した学生に対してプレゼンを行うことになった。これで条件は平等になってしまった。となると今度はプレゼンの中身で勝負ということになる。
さて、どうやって勝負するか?
「プレゼンの中身で勝負」といったところで、プレゼンなど殆どやったことのない他の部門の連中がやることといったら、簡単に想像できる。「組織構成」「会社の中での役割」「女性社員の活躍ぶり」「キャリアパス」などを過不足なく、順番に説明するだけだろう。(実は今まではこれでも十分に学生を集められた。)細かいデータなどもグラフ化して、ふんだんに盛り込み、学生の興味を引こうとするだろう。社内会議の資料などを見れば、わかる。
だが、そんなもの説明したところで、所詮会社説明会なんて「合コン」と一緒だ。相手が気に入るか気に入らないかが重要であって、情報量などどうでも良いのだ。第一そんな情報は、どこの企業も学生向けのホームページやパンフレットに載せている。型通りのプレゼンを、学生はおとなしく聞くだろうが、感銘は受けないだろう。
という訳で、こちらは受け狙いの外見に、もっと仕事のディテールに触れる内容を載せて、学生をブースまで引っ張り込む作戦をとろうと決めた。「あの会社のあの部門はなんだか変わった説明をしたな?」と思わせればそれでよし。
しかし、この作戦、果たして上司を説得できるかが心配である。

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