購買ネットワーク会に参加するバイヤー

購買ネットワーク会に参加するバイヤー

先日購買ネットワーク会に出席した。今回は募集開始したその日にほぼ満員に近い人が申し込むという盛況ぶり。何か志を同じくするバイヤーが多くて、とても嬉しく思えた。

今回は、自己紹介、スペシャルトーク、そしてケーススタディと、オーソドックスなプログラム。スペシャルトークでは、初の外人バイヤーによるお話を聞くことができた。オーソドックスなプログラムといっても、誰に話をしてもらおうか?については、いつも幹事が悩むところ。だが今回は、前回の懇親会の席上で決まっていた。前回のケーススタディの発表が素晴らしく、是非!話をしてもらおうと、思ったものだ。

外人バイヤーといっても、日本の大学を卒業し、新卒で日本の会社へ入社。現在バイヤーをやっている。自分の祖国と日本の違いを分かりやすく解説してくれた。一番印象的だったのは「私は人の二倍勉強ができる」との言葉だ。

日本の会社に入ったわけで、コミュニケーションにしても日本語が中心となるから苦労が多い。でもその苦労をラッキーに自分で変換している。倍の苦労を「ラッキー」と思えるのって、簡単なようでなかなかできない。とっても単純だと思う。けど、それを実践するのって素晴らしいな、と思った。また新たな身近なスゴイ人の出現である。

そしてケーススタディ。僭越ながら私が書いたケーススタディを参加者で討議してもらった。

これまで何度かケーススタディを書いているが、自分で書いた場合は討議に参加しない。なので、討議に費やす1時間前後は暇なのであるが、これがなかなか安穏とはできない。いろいろなグループから聞こえてくる一語一語に、自分の中ではいちいち反応してしまう。私の場合は、自分の経験に近い話をそのままケースのネタにすることが多いので、討議の中での出席者の発言がすべて私にとっての血となり、肉となる可能性がある。事実、とても興味深い「一言」が聞けることも多い。ケースを書くことは、文献を読み込んだり、アイデアを展開させる過程で思い悩んだりと、大変な部分もありますうが、そこは「人の二倍勉強ができる」と思って、やらせて頂いている訳です。

最後はいつもの通り、懇親会。購買談義に花が咲いて、とっても面白おかしい会になりました!次回の開催は未定だけど、きっと5月には開催できると思います。

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