韓国を歩くバイヤー

韓国を歩くバイヤー

「今回は酷い目に遭っちゃって・・・・・・」

初日に宿泊したソウル市内のホテルのエレベータに同乗した日本人女性たちが話をしている。韓国へ到着してどんよりした天気、幸いに車での移動が中心だったので、それほど雨に悩まされる程ではなかったが、青空を目にする事はなかった。

今回の三泊四日は、とにかく移動!移動!の連続で、移動が終わったら打ち合わせして、工場をチェックしてと結構ハードなスケジュールだった。車の中でも、前の訪問先のサマリーと、次に訪問するサプライヤーでの実施内容のチェック・・・・・・携帯電話とパソコンは決してビジネスマンを楽にしていないなぁ~なんて本当の戯れ言を思いつつ、たまに車の外の景色を楽しんでいた。なんか、日本の風景と本当に似ていると思うのだ。日本が似ているのではなくて、日本がかつてのこの国の文化を真似したんだろうけど。

「この土地の名産はなんですか?」

訪問先にほど近いレストランで、店員さんに聞いてみる。すると、こんな回答があった。

「水と、お米と、焼き物」

確かにご飯がとてもおいしい。レストランの周りには水田が広がり、何かここはどこ?なんて錯覚に陥る。なんでも韓国にも日本でいう「梅雨」的な時期があって、その時期はちょうど今頃・・・・・・日本では梅雨が明けようか、と言える時期にもっとも雨が多い。最後にソウルに戻った時など、バケツをひっくり返したような状態だった。ほんの少し、外を歩いただけでビショビショになる。

そんな出張の成果の方はかなり上々なモノ。自分の仮説が正しかったことを証明する結果が得られている。これはこれから面白くなりますよ~きっと。

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