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7-(7) 改善指導のやり方「雑感」
サプライヤーの社長が元設計者だったりすると、決算書もイマイチ理解しておられなかったり、ビジネスモデルのこともチンプンカンプンだったりと、企業のトップに立つ人も色々な人がいることを思い知らされます。
口先だけの人はご遠慮願いたいのですが、中にはなぜ収益が悪化したのか十分な説明すらできない人もいます。
私 「なんでこの月は営業利益がこんなに下がっているんですか？」
社長「それは、○○社向けの売上げが減っていまして」
私 「･･･とおっしゃいますが、元々○○社なんて総売上げの10%ほどですよね？」
社長「あれっそうじゃなかったっけ？(と隣の専務に話し出す)」
(2分経過)
社長「まぁ、色々な事情が絡みあっていまして」
私 「それを訊いているのですが」
と面白い人間観察もできるはずです。こういう方々には敬意と愛情と根気を持って少しずつ改善指導してゆくしかありません。全くバイヤーとは興味が尽きない仕事というしかないですね。
