型にはめる方法

型にはめる方法

教育制度を作って運用するにあたって、出来るだけ対象者の思考の引き出しを多くしてやるように考えてきた。自分が会社に入って成長してゆく過程(自分が成長したと言い切るのは恥ずかしいが)を顧みると、多様な側面からものごとを考えられるようになってゆく過程であった、と言い換えても良いからである。
でも、数名の方と教える内容について話しているうちに、一つ忘れているものがあることに気づいた。
型にはめてやることである。
スポーツでは出来るだけ早い時期に、できるだけ理にかなった型(フォーム)をお手本に、出来るだけ大量の基礎練習を行って自動化してしまうのが上達の早道である。ここで楽をすると後で上達が止まってしまう。
仕事も全く同じである、と言い切ってしまう。経験的に言えるのだが、若いうちに、大量の仕事を短時間でこなさなくてはいけないポジションについた人間と、そうでない人間には大きな差がついてゆく。
このあたりはやはり本来はOJTの領域なのだろうが、それを補う方法について考えなくてはならない。でもかけ算の九九のような練習問題をつくる訳にはゆかないから、上司と相談して職務上の課題を意図的に設定してやり、フォローするしかないのかもしれない。
OJT以外の、良いアイディアはないですかね?

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