第1章 座談会 7.バイヤーの怒りと、ちょっとしたラッキー②

第1章 座談会 7.バイヤーの怒りと、ちょっとしたラッキー②

片平 損しているか得しているかわからないけど、楽しくはできてよかったな、と思う。

斎藤 そんな思いしたこと無い。

鈴木 損することもある。工場見学へ行って、自分が見たくて行って、設計の若いコを一緒に連れて行くと、そのコの方が重宝されて、女性のアシスタントがついてきたの?!って扱いをされ、説明を聞きたいのに一番後ろに並ばされる。

斎藤 設計者を重要視される。

鈴木 設計って言うか、男が重要視される。別にいいや、と思うけど。

片平 そういうこともあるけど……良いことの方が多いかな?

斎藤 中広さんはどうなの?

中広 同じような事ありますよ……話し方というか……あなたわからないでしょ?って言い方をされる。

坂口 それ、コーヒーぶっかけてやった方が良いよ。

中広 そこで、本当にへこむか、わかるようにがんばるかなんですけど……そういうときはイヤだったなと……

鈴木 でも、それを中広さんへ言った人は、なんだこの人って思われて、損している。私は、商談中にいつも「オレはオレは」と言う人がいて、それがいつもイヤで、でもこの人はこういう人なんだ……それで彼はきっと損しているんだろうな……と思いながら

坂口 一番難しいのが、人間って、一生勘違いしたまんま生きていけるじゃないですか?だからそいつは損したことを一生気づかないまま生きていく。

鈴木 それでいいじゃないですか、彼の人生だし。

坂口 彼の人生は良いけど、少なくとも自分には迷惑をかけてほしくない。その人は損してもいいから、自分の前では止めてくれと。自分の前では、決して下品なふるまいは止めて欲しいな。

鈴木 その人と商談をしていて、めちゃめちゃ切れて……隣で打ち合わせができないって言われた

斎藤 具体的に何にむかついちゃったの?

鈴木 コスト低減の実現方法の打ち合わせで、余りにも自分に都合の良い提案ばかりするので……一応説明は聞いたけど、見た瞬間にむかついて……こんなんじゃ私が納得できないって。そしたら、これはあくまでも案ですよ……って言い始めて、まだ次があるんですって言い出して……じゃぁ次を見せてって言ったら、それはまだ持ってきていません……って。エクセルちょこちょこいじれば、案なんて簡単にできるのに、自分に都合の良い案しか持ってきてなくって、むかついて……

斎藤 あーぁ……

鈴木 その前の週も切れていて……

斎藤 それは何に切れたの?

りょうま 横で聞いていて、面白かった……

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