7日目②

7日目②

「あのライバルに勝てるように応援したいんです」というときも注意が必要である。

自分の企業がライバルに勝てるように応援したい(=よってウチの製品を買ってく

れ)、というのは明らかに共通敵を創造するプロセスである。考えてみれば、取引先

と自社の関係においては、「自社にとって最適な製品か」「最適なコストか」を考え

るべきなのに、ついつい共通敵の存在によってそういう正論が使えなくなってしま

うときがある。これらには注意せねばならない。

パソコンで分析しなくても、現場の人間は知っている

以前、このような場面に出くわしたことがある。コンサルタントが入って、調達

構造の現状報告をしたときのことだ。きれいなプレゼンテーション画面に、ドラマ

ティックな数値が浮かび上がってくる。「○○億円の不良在庫がある」とその画面は

語っていた。どうも、毎期毎期の過剰発注によって、それだけの滞留在庫がたまっ

ているというのであった。

「このようなムダな発注が行われていることがわかりました!」

こうコンサルタントが語った瞬間に、お偉方は驚きの声を上げた。

「これらを削減することによって、○○億円の改善が期待できます!」

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