5-(3) 決算書を読みこなす「決算書を見るときに」<B/S>

5-(3) 決算書を読みこなす「決算書を見るときに」<B/S>

冒頭に書いたように、経営分析を本格的に行おうと思えばたくさんの指標があります。しかし、現場バイヤーが実際基礎として押さえておくべきことは「安全性」と「収益性」の数項目でまずは十分といえます。

B/Sとは、バランスシート・貸借対照表のことで、ある時点(決算期末日)での企業の財政状態を示しています。

1.流動比率=clip_image002[12]
流動負債に対する流動資産の比率です。流動資産とは、1年以内に現金化される資産のこと、流動負債とは、1年以内に、支払われる負債のことです。短期的な支払能力を見るもので、流動負債が流動資産より多い場合には倒産の危険性が高いと思ってください。
(理想は200%以上、目安は140%以上~業界によって異なる)

2.当座比率=clip_image002[14]
流動負債に対する当座資産の比率です。当座資産とは1年以内に決済され現金化される棚卸資産以外の流動資産のことです。棚卸資産とは、企業が保有する、製品・原材料・仕掛品などを指しますから、現金化されない危険性が高いわけでその分を差し引いています。当座資産が、流動負債より大幅に少なければ危険信号と思ってください。
(理想は100%以上、目安は80%以上)

3.自己資本比率=clip_image002[16]
総資本に対する自己資本の割合です。自己資本とは、資金調達のうち返済の必要がない部分を指しますので、当然高いほど良くなります。これも業界によって異なりますが、目安はだいたい30%くらいです。

(理想は50%以上、目安は30%以上)

なお、負債(他人資本)を自己資本で割ったものを負債比率といい、自己資本比率と合わせて、自己資本の充実度と資本の安定性を見てゆくことになります。

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