面白い広告

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先日大阪へ出張に行き、タクシーに乗ったら前の座席の背に小冊子が置いてあった。そのタイトルには「週に2回以上社員を怒鳴りつける経営者の皆様へ」と書いてある。
活字中毒の私は面白そうな小冊子は地下鉄なんかでも、すぐ手に取ってしまう。今回も持って帰ってきた。
この小冊子はある人材採用コンサルティング会社の広告であった。
「同じことを何度も言わせるな!もっと頭を使え!」ーー「それは、言うだけ無駄です。極端な話、バカな人に「賢くなれ」と言ったところで、そんなことは不可能です。」なんていう刺激的かつ興味を引く内容が何ページか書いてあり、最後にこう結んでいた。(もちろん、その後にいわゆる広告が来る訳であるが。)
「育たない人材はどれだけ時間をかけたところで育ちません。その人材が「できる」かどうかは採用段階で100%決まっているのです。」
これを読んでまた悩んでしまった。人は本当に育たないのだろうか?
確かになにをやってもどうにもならない人というのは、前にも書いたように極小数ながら存在することは事実である。しかし、「できる」かどうかは採用段階で100%決まっているというのには賛成できない。
私が採用活動で一番重視している点は、候補者の人柄である。実際にその人がどういう人なのかを全て見抜くのは不可能だろうが、少なくともその人が「自ら成長しようと欲しているか、また自ら成長することができる人か?」ということを見極めようと努力してきた。
まだ採用活動に携わってから短いので、私の視点が誤っているのか正しいのか、結論は出ていない。だが、「できる」かどうかは採用段階ではせいぜい30%程度しか決まっておらず、あとは本人の努力とまわりの環境次第というところが、妥当ではないかと思っている。
本当に駄目な人材なんてそんなに多くはないはずだと思いたい。

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