ブックレット紹介

The調達2017

The調達2017

坂口孝則+牧野直哉+有志一同

  • タイプPDF(ZIPファイル)フルカラー全94ページ

これからの調達業務を考えるための5テーマということで、調達部員が2017年に意識すべきトピックスについてまとめました。2017年の戦略構築に必ず役立つはずです。


現在、PDFバージョンは無料でダウンロードいただけます(いちばん下のリンクをご覧ください)。全94ページで、調達領域のプロフェッショナルが執筆しています。一読の価値があります。


また、私たちはこの「The調達2017」をつくるにあたって、テーマを5つに設定しました。テーマ1は「世界対応力」です。文字通り、変わりゆく世界に対峙していく力です。世界が変化するなか、調達も変化せねばなりません。アジア、中国、欧州、そしてアフリカまで。最先端の状況をたっぷりとお伝えしていきます。


テーマ2は「情報摂取力・解釈力」です。情報があふれる時代になりました。しかし、その情報を有効活用できているひとたちはほとんどいません。資源調達や対サプライヤ施策に、情報を分析し、仮説を構築することは武器になります。市況を読む力を伝授します。


テーマ3は「調達業務再構築力」です。新たな時代は新たな調達・購買業務を生みます。たとえば、調達部門がM&Aに真剣に取り組む時代がやってくる、とか、ブランド戦略に介在するなど。それらは先人たちが例を残していません。これからの調達について語ります。


テーマ4は「IT調達対峙力」です。調達品のセキュリティや、あるいはECサイトを使った調達など、テクノロジーやインターネットの知識が調達・購買業務に必要になってきます。他社の状況を踏まえて説明していきます。


テーマ5は「物流・BCPリアリズム」です。昨年もサプライチェーンは寸断が話題になりました。また、物流では人材不足が恒常的になっています。サプライチェーンを考えるにあたって意識すべきことは。そしてリスクマネジメントまでを語ります。


また、本冊子を作成するにあたり、デザイン等にも相当なコストと時間をかけました。これを無料公開するのは、調達業務にかかわる人たちにひろく問題提起したいという想いからです。同業者(コンサルタント、研究機関等)の方々も当然ながらダウンロードいただけます。


 <執筆者(敬称略)および内容>


テーマ1「世界対応力」
●坂口孝則「異国ミャンマーと大国ナイジェリアこの二国が世界のサプライチェーンを激変させる」
●木村哲也「覇権国家・中国、孤立主義・米国、激変する世界情勢に対峙しうる新たな調達部門のあり方」
●岩城真「退路なき中国調達調達すれば安い時代は終焉を迎え、知的態度のみが成功をもたらす」
●千葉祐大「現代版ジパングを目指す留学生たち報道では語られない彼らの意外な実態」


テーマ2「情報摂取力・解釈力」
●鮫島活雄「重要資源の水・ガスこの国家戦略から学ぶこれまでの枠を超越した超・調達購買戦略」
●倉布淳「激変する世界情勢そして資源の上昇下落どのようにバイヤーは情報を摂取し闘うべきか」


テーマ3「調達業務再構築力」
●蒼井蹴人「究極の購買である企業買収(M&A)関連スキルが必須習得項目となる日」
●野町直弘「クレド=行動指針がもたらす、購買理念を反映した調達業務。根源的な自社理解が購買に変化をもたらす」
●沢渡あまね「働きやすさ、スキルそして、相談しやすさ。ブランディング確立が調達業務を刷新する」


テーマ4「IT調達対峙力」
●伊藤優子「調達部門が見逃すシステムの脆弱性知らずに済まされないセキュリティ対策の今」
●稲葉浩志「リアルな対面を捨て企業取引はインターネットに主戦場を移す」


テーマ5「物流・BCPリアリズム」
●仙石恵一「会社利益向上のためのアウトソーシングと位置づけることで変わりゆくこれからの物流のあり方」
●北山剛「物流業界の抱える恒常的な人材不足。全業界が取り組むべきシェア等の新施策とは」
●牧野直哉「サプライチェーン断絶というデマを打ち消す調達・購買部門の重要な役割とは」


 

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